ニコニコ動画にプレミアム登録してみた
- 野尻抱介: ニコニコ動画プレミアム推進ユーザーアピール
- ITMedia/ねとらぼ: ニコニコ動画の有料会員、ユーザーの呼び掛けで増加
- ITMedia/ねとらぼ: 「大人はニコ動プレミアム会員になろう」――SF作家野尻抱介さんが“個人アピール”
今更だが、野尻抱介(以下、尻P)に触発されて、ニコニコ動画にプレミアムに登録してみた。月額500円+消費税なり。チャリン。
まだそのサービス向上のほどはこれから賞味なのでさて措く。
これも今更だが、ふと思ったしこりみたいなものを(整理できてないがそのまま)書き留めておく。
尻Pがアピールの中で主張するようなことが満額手に入るわけはない。いみじくもニワンゴのコメントにあるように、どっちを向いたサービス構築をはかるかは営利企業たるサービス主体の胸三寸であって、100万人がプレミアム転換したところでユーザ主導の美しい世界が待っているわけでは決してない。政治と市民運動の関係とは違うのだ。 だいたい、ネット技術で売るベンチャーはサービス主体自身が面白いと思うサービス(もちろん市場が受け入れるという限定はつくが)を自分が胴元になって展開することに意義を感じるものだ。人の指図で構成するメニュー作りが面白かろうはずがない。
もうひとつ。
動画を蓄積して流すってのはものすごい設備集約型サービスで、原価というか設備投資がものすごくかかる。
その設備投資を満額出すことは、ほぼ間違いなく、会費だけでは無理だ。
逆に、月525円なんて安い月額料金が設定できるのは、広告収入による底上げがあるからだ。そして、広告というでかい収入源を営利企業が手放すことはないし、ページビューがあったらそれはつまり広告媒体としての価値があるってことなので、そこに広告を出そうという原動力が働き続ける。
ただ、ユーザの課金が収入に占める比率というのが市場におけるひとつの力である限り無力なわけでもなく、利害の一致する面白い企画に一口乗せる機嫌の取り方みたいな戦術ってものはあるだろうし、そういった感じでどれくらいこっち向かせられるか、がこの運動の(定量的)勝負どころではあると思う。


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